LINEにおけるパクツイ(?)文化とそのツイッターへの流入という可能性

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1. ものすごいアクセス数、らしい

2. キーワードは「パクツイ」
3. 共有している中高生はこういうことを知らない
4. LINEのサービス内部のことはあまり知られていない


何度か言及しているツイッター上のパクリツイート「パクツイ」に係わるお話。フォロワーを増やして情報発信能力を高めた上で、広告をツイートしたり他の広告アカウントにフォロワーを流したり、自分のツイキャスなどの動画配信に人を渡したり、アカウントそのものを価値あるものとして販売対象にしたり。ベクトルの向きは多少異なれど、本質的にはほぼ同じ。他の同人誌から人気部分を抽出コピーして一冊にまとめて新しい同人誌を作り、それを自分作として販売して人気を集めるようなもの。あるいはそれっぽい事をしているアップローダーとか。

で、それのような仕組みをLINE上で展開してフォロワーを増やし、発信能力を高めている事例が多々あるとの報告が出ている。先日この類のアカウントに対するインタビュー記事が掲載されているのをちら見したけれど、こんな仕組みだったのね。

LINEはソーシャルメディアとは違う部分もあり、どちらかといえばFacebookよりも閉鎖性の高い情報相互交換ツールのようなものと表現できる。なので、LINE内はもちろん、以外から盗用したコンテンツでも別にかまわないじゃん、的な感が強い。YouTubeに対するニコ動みたいなものだ。閉鎖領域だからそれぐらいいいのでは、という感覚。

ツイッターで相次いでいるパクツイアカウントの中に、広告を特に入れていないタイプのものもいくつかある。そのスタイルが精査をし直してみると、まさにこのLINEにおける事案と似ている。LINEで成功している事例があるので、それを似た仕組みのツイッターでやっているのか、あるいはツイッターでやっているのでLINEでもしているのか。例えばツイッターのツイートをLINE上で次々と流すといった、サービスを超えればパクツイの精査は及ばないと考えているのも問題なんだけどな。


そう、先日から問題視されている「コピーライティング」問題もあながち別の話じゃない。本質的には同じ。


創作側が軽視されコスパの合わない状況となり、違法・不法行為を成すものが楽に小銭どころか大銭を稼いでしまう時代。なんという情報ディストピア。

不当行為に対する差し止め請求や、収奪されたであろう利益の回収が容易に可能ならば、それこそ泳がせて肥え太らさせた上で、まとめて元の権利者にという手も出来るのだろうけど、サービスを運営する側は腰を挙げない所か容認するのがオチではあるし(サービス内が活性化することが最大の利益)、分散して盗取しているので実質的には無法状態。

例えばニコ動の動画を勝手に第三者がコピーしてYouTubeに掲載し、それに広告を載せて荒稼ぎするという「ビジネスモデル」は容易に考えられる。けれど実際には、ニコ動側の動画の作り主自身やそのファンなどの通報が相次ぐし、YouTube側もチェックを行い、逐次削除されていく。で、そのような所業が相次ぐとアカウント自身が削除され、収益のためのGoogleアカウントとのリンクもパーになる。しかしLINEやツイッターではそのような有効な手立てはあまりない。費用対効果が悪すぎる。

この辺りは相応の権限を持つ組織なり仕組みを作らないと、根本的な解決にはならないのだろうなあ。抑止力が無ければ、おいしい方になびくのは人のさがではあるのだから。

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このページは、不破雷蔵が2016年2月 2日 08:05に書いた記事です。

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