オレオレ詐欺の新手法...受取側も別の被害者

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被害金の受け渡し方法は、かつて悪用された現金自動預け払い機(ATM)での警戒が強まり、「振り込み型」から私設私書箱などへの「送付型」に移行したが、対策が進んでおり、高齢者を「受け取り役」として悪用しているとみられる。

先日本家サイトで【高齢者の犯罪被害状況をグラフ化してみる】のデータアップデートをしたけれど、高齢者は注意力や判断力の点でだまされやすい、ウソの話も信じ込んでしまいがちなことから、いわゆるオレオレ詐欺の被害が増えている。元々高齢人口数が増えているのに加え、高齢層の中でもより歳をとっている人も人数・比率的に増えているわけだから、昔と比べて増加するのは仕方がない話。実際、2012年以降は振り込め詐欺の認知件数は増加中(高齢者に限らず)で、その多くは高齢者が占めている。

今回の事案で興味深い......というか注目すべきなのは、この類の詐欺事件では必要不可欠となる、犯罪を起こす側がだましたお金を取得する場所が、別のだました人であること。銀行口座や私書箱では直接犯人と結びつきがあるので足が付きやすく、また閉鎖措置なども採られやすい。ならばだましたお金を受け取る側も、別のだました人にしてしまえばよいというもの。

一連の流れを完結させるためには最低でも2人だまさねばならないわけで、手間はかかるし効率は落ちるけれど、だまされる2人の間には特に関係がある必要はないので、多数同時に詐欺を試みて、かかった人同士を逐次組み合わせれば良い......となると、必然的にある程度の規模の大きな組織で無いと不可能だな、これ。

まぁ、一番良いのは何か変な話に巻き込まれたら、すぐに「自分で調べて」警察などの公的機関に連絡を入れること。甘い話は基本的に存在しないってのを再認識すること。「自分だけは大丈夫」と思うのは人の常ではあるのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2016年1月27日 06:46に書いた記事です。

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