紙媒体販売実績が過去最大の落ち込みに、という話

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2015年の書籍・雑誌の推定販売額(電子出版を除く)は前年比5・3%減の1兆5220億円で、過去最大の落ち込みとなったことが25日、出版科学研究所の調べでわかった。

先日から速報の形でいくつか話が出ている、出版科学研究所の紙媒体に係わる販売額の推定速報。話によると「過去最大の落ち込み」ということで、「過去最低額」と勘違いしやすいけれど、そうではないので要注意。要は販売額の落ち込みが加速化しているってこと。

当方は出版科学研究所のではなく日版のを、しかも秋口に公開される資料で精査しているので、現時点では2015年分のは分からない。けど、恐らくは似たような結果が出るんだろうなあ、という感はある。

注意しなければならないのは、読書や文章コンテンツそのものが需要を減らしているわけではないってこと。無料で読めるものが増えた、電子媒体にシフトしているものも多分にある。紙媒体は減ってるけれど。そんな感じ。

ただ、上下比率で逆算すると、紙媒体の減退額は850億円ほど、電子出版の増加額は360億円近く。電子出版は増加中だけど、紙媒体の市場を補完するまでには至っていない。それだけ市場は縮小している事に違いは無い。新しいビジネスモデルを平行稼働させる必要があるんだろうな、これ。


日版の方はこんな感じ。概算の仕方が違うので一致するはずはないのだけど、まぁ大よそ似たような動きには違いなく。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年1月26日 06:39に書いた記事です。

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