吉野家の新作鍋は「トマト牛鍋膳」

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株式会社吉野家(本社:東京都北区、以下吉野家)は、来る 1 月 14 日(木)10 時より全国の「吉野家」店舗にて、新商品「トマト牛鍋膳」の販売を開始いたします。「トマト牛鍋膳」は、吉野家の冬の定番商品「牛すき鍋膳」にピューレ状のトマトを加えることで、色合いも鮮やかな商品となりました。

ここ数年のパターンを見るに、吉野家の冬の鍋膳は大体3月から4月位までの展開となる。すき家と違い吉野家の場合、メニュー終了に関してはほとんど伝えられることが無いので、今年はどうなるかは分からないけれど。一方、牛丼御三家の月次営業レポートを読み返してみれば分かる通り、客単価と客数の調整による、廉価店からのステップアップをはかっているとはいえ、ここ数か月の客の減り方は、ちょっと危機感を持った方がいいような状態にあった。何か新商品を投入する可能性はあるなあ......とは思っていたのだけど、鍋の新作で来たとは。しかもこのタイミングってのは、よほど焦っていた感はある。

先の「牛丼の具」に関するレポートといい、今回のトマト投入といい、健康志向の色合いをつけて集客を模索しているのかな、という雰囲気は強い。

肝心の新メニュー「トマト牛鍋膳」そのものだけど、トマトペーストは結構色々な料理にマッチするので、イメージの上ではさほど妙なものになるようには思えない。ただ、牛鍋にトマトってのはあまり見た記憶が無いので、具体的にどのような味になるのか、正直未知数。意外な旨味が出るのなら、口コミで広がるのだろうけど、ちょっとタイミング的には遅かったかも。

まぁ、明日発売なので、明日以降感想が見受けられるだろうから、それを見てチェックを入れてもいいかな。価格は通常の鍋膳と同じだし。

......あ。トマト牛鍋膳の販売と切り替えで、牛チゲ鍋膳は販売終了するのか。これは賭けに出たのかな。

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このページは、不破雷蔵が2016年1月13日 06:11に書いた記事です。

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