交通事故関係の公的情報が遅れているのはこれが原因かな...という話

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千葉県警が交通死亡事故の件数などを統計に少なく計上していたとされる問題で、県警は30日、2013年までの10年間で交通事故死者とすべき165件166人を病死や自殺などとして過少計上していたと発表した。期間中、県警本部で事故統計などに携わっていた53~57歳の警視計6人を本部長訓戒などにしたことも明らかにした。


県警は昨年11月、事故件数に関して外部から指摘を受け、04~13年の統計で交通死亡事故から除外されていた計792件を全面的に調査していた。このうち、統計除外の判断基準の適用を誤り、道路外での事故や自殺などとしていたのが143件144人あった。さらに、事故から24時間以内に死亡しながら統計から除外するなど「不適正な取り扱い」が22件22人あり、うち1件は市原署の当時の担当者が死体検案書に手を加え改ざんしていた。


先に本家サイトで掲載した【交通事故による2015年の死亡者、前年比プラス0.1%の4117人に(最新)】でも、ちょっと違和感を覚えたので精査し直したら、過去のデータに関して10年分ぐらいでちょっとした数字の変化があった。あれ、これはなんだろうということで調べてみたら、昨年10月末に千葉県警のやらかし事案が見つかったという話。

千葉県警自身ではすぐに見つかる部分の公開記録は単にデータの変更のみとなっているけど、実のところは不祥事によるデータの差し換えだったという次第。幸い、全国の値を基にしたグラフの形状に変化を与えるほどのものではなかったけれど、意図的な数字の差し換えは良くない。

実は同じ警察庁の犯罪や事故関連の資料として「犯罪情勢」なるものがあり、毎年6月ぐらいに展開される......のだけど、2015年は結局登場せず。何度かこちらでも書いたけれど、問い合わせの結果では「作業中だけど遅延している」との話で、それ以上何の進展もなし。結局平成26年の犯罪情勢は、2015年中に出ることは無く年が変わってしまった。

あるいはこの千葉県警のやらかし事案で、再計算をしているために遅れているのかもなあ......という好意的な解釈をしてみる。まぁ、1年丸ごとずれる可能性も多々あるけど、ともあれ待つしかないのかな。

それにしても「交通事故を1件でも減らしたいとの気持ちがあり」で数字を改ざんってのは、「テストで100点を取りたい気持ちがあり、テスト用紙の点数を書き換えた」位の愚かさでしかない。結局、交通事故そのものを減らしたいのではなく、減らす事で評価されたい、増えて怒られたくないっていう、自分自身の利益に関するお話でしかないのだよね。交通事故を減らしたい気持ちでパトロールを強化したとか、残業して道路標識の不備をチェックしたとかなら話は分かるのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2016年1月 5日 06:54に書いた記事です。

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