「放送局などから急に尋ねられること」と専門知識や情報を無料で提供してはいけないということ

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当方は幸いにも電話番号の類を公開していないので、リアルタイムに時間を拘束されることはないのだけど、最近数件ほど似たような事案があったので、「ああ、自分だけが特例ではなく、どこででも似たような話があるんだな」という感を覚え、以前もちらほらと触れていた気もするのだけど、覚え書きも兼ねて。

テレビやラジオ、あるいは新聞、締切によっては雑誌もなのかな、従来型媒体の類からの問い合わせでは、このパターンが多い。〆切が間近に迫っている、質問する側が立場が上で否定権はなさそうな語り、さらに一連のやり取りやそこから得られた情報はすべて無料で搾取・利用できる。

今回指摘されたやりとりで感じる人も多いのだろうけど、ネットスラングにもある「教えてくん」のように、質問内容がどのようなものでも、それが無料ですぐに提供されるとの前提で動いている雰囲気がある。フリーミアム的な発想が根底にあるのか、媒体特有の「下々は我らの素材として存在してるに過ぎない」との認識があるのか。

ここでは「電話口で」とあるけれど、電話に限らずメールでもその他のアプローチでも、そのやり取りや求めている情報を何らかの形で商用的に用いる場合には、無料で提供してはいけない。この考えはなるほど、確かにその通りと認識させられた。見方を変えると、無料で提供してしまえば、それは自分自身のこれまでの経験や知識の値踏みをゼロ、価値が無いと自称しているのと同じになってしまうから。

うん、「最近数件ほど似たような事案」ってのは、まさにこれだった。気を付けねばいけないな。自分で自分の価値を削り取っているのと同じになってしまう。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月 1日 06:35に書いた記事です。

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