バーチャルとリアルを融合させたアイドルプロモーション的アプリ「CHEERZ」

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石田: CHEERZは「アイドル応援アプリ」です。アイドルが投稿する、自撮り写真やスナップ写真をみて、気に入ったら「CHEER」ボタンを押すことで、応援することが出来ます。


2014年12月にリリースして以来、現在「CHEER」ボタン(アイドルを応援するボタン)が2億1500万回押されている、という状況です。


ブログが流行り始めた辺りから本格化し始めた「ネットアイドル」、さらに昨今のユーチューバーとか、一方でアイドルをプロモーションするタイプのゲームが複数展開し、熱烈なファンの注力(色々な意味で)で盛況を博している状況の中で。バーチャルとリアルの橋渡しというかマネジメントというかマッチング的なものをシステム化したのが、このCHEERZ。お金が絡む部分があるため、法的部分でもう少し詳しい検証が必要になるかもしれないなあ、という感はあるものの、発想としては非常に面白い。

詳細は本文で確認してほしいけど、要は直上の概説通りで「色々活躍したい、目立ちたい、アイドルになりたい」とするネットアイドルと、そのファンとの結びつきをソーシャルゲーム的にシステム化したもの。まぁ、元々ネット上のアイドルの行動やファンのリアクションはゲーム的な要素が多分にあるし、それを見た上での昨今のアイドル育成・運用系ゲームが創られているわけだし、それならもう少し対象をリアル側に引っ張っても良いのでは? と考えるのは当然の話。

広告塔......というと表現が悪いけれど、人気のあるタレントなどを引っ張ってきて集約効果を得た上で、宣伝をさせたりってのはアメーうんちゃらブログなどでも見受けられて、それはステルスマーケティングに該当するのではとの指摘もあり、色々と問題されているけれど、今件アプリはそのまま応援活動をシステム化したわけだから、なにも後ろめたいことは無い。

さらに面白いなと感じたのは、海外展開も行っている事。単純に市場が広いからってのもあるんだけど、コンテンツの展開ってのはかくあるべしという一つの姿を見せられた感じがする。


まぁ今件記事は色々な意味で読む価値はある。指摘の通り、アクティブ率を挙げるのはオンライン系のビジネスの上では欠かせない要素なだけに、その方法論の一つが明示されているのは興味深い。クラウドファンディングに近い香りもするな、と思ったのは当方だけかな?

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年10月 1日 08:02に書いた記事です。

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