マニ車の発想を逆転してみると色々と興味深いことに

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「まにぐるま」。転経器とも表記するそうで、ぐるぐると回転できるローラーの内部に経文が刻まれていて、それを回転させるとその分だけお経を唱えたのと同じ徳が得られるという仕組み。宗派によって回す方向が違う、サイズも多種多様など色々と分派しているけれど、経文に興味関心を抱いてもらう、身近なものとして認識してもらうとの仕組みとしては、非常に賢い切り口に違いない。

これをハムスターの回し車や自動車の車輪、太陽電池との連動で回させるという話もあるけれど、それでマニ車を回転させても、徳を得られるのはハムスターや自動車や太陽電池(あるいは太陽そのもの)であって、持ち主ではないよね、というオチはともかくして。

スピーカーをマイク代わりに使うような発想のようで、マニ車に徳を送りこんで動力にするとの発想は非常に面白い。まぁ、実際にはそんなことは起きないのだろうけど。「皇国の守護者」に出てくる通信手段としての術者みたいな感じがする。

「徳散波動砲」とか「右舷、徳薄いよ、何やってんの!?」とか、あるいはジャミング用にR18の薄い本がばら撒かれたり、アダルトなビデオの音声が戦場に響き渡ったりするんだろうか。なんかどこぞのショートショートみたいな話になりそう。

しかしこれだけマニ車の話がしばしば出てくるのは、やっぱり......


......というところなんだろうな。単にギミック好きってのもあるのだろうけど。

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虚無戦記という漫画に、主力仏法艦という兵器が出てきます。

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このページは、不破雷蔵が2015年9月30日 07:05に書いた記事です。

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