首都高速道路の料金体系が変わるかもしれないという話

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来年4月から国土交通省が導入する首都圏の高速道路の料金見直しで首都高速道路などの新しい料金体系が11日、明らかになった。

首都高は、短距離では実質値下げ、長距離では実質値上げとなる。


首都高速道路の料金体系が変更になるかもしれないとの話。どのような理由かな、と詳しく読んでみると、これまで首都高内では長距離を走ると割安になるので、都心を走る首都高に交通が集中し、必然的に渋滞になっていた。で、その割安感を無くして、代替的存在の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部料金を引き下げて、これまで「割安だから首都高を使おうか」としていた人をそちらに流し、渋滞を緩和させようという話。以前から「首都高で無いと目的地に行けない」という人は、多分に短距離だから料金に変化はあまりない、ということかな。

各記事のブックマークや感想を確認すると、やはり値上げの部分ばかりに目が留まっているようで、その意味がどこかに吹き飛んでいる感じ。まぁ、それが一番見た目にはかっこよさげに見えるし、分かりやすいし、ストレスも発散できるのだろうけど。

記事のタイトルは概して「長距離だと値上げ」を強調しているけれど、切り口としてはまっとうな感じがする。ただこの場合、本家サイトで掲載している【30年余の高速自動車国道料金の推移をグラフ化してみる】はどうなるのかなあ、という不安がある。まぁ、今件はあくまでも「明らかになった」レベルの話なので、実際に導入が決まってから、また色々と検証がされることでしょう。

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このページは、不破雷蔵が2015年9月14日 07:26に書いた記事です。

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