クーラーのつけっぱなしと電気料金≒使用電力量の関係

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当方は諸般の事情で自宅のエアコンをつけることは滅多にないのだけど、昨今室内ペットを飼う人が増えている、高齢者における室内での熱中症問題がクローズアップされている、都市部での気温が高まりつつあることを受けて、エアコンをつけっぱなしにしておくか、それとも必要な時だけつけておくのか、どちらが電気料金を節約できる≒使用電力量の節約になるかで、色々と物議をかもしている。

まぁ普通に考えれば「必要な時だけつけていればいい」ってことになるんだろうけど、北海道などでの暖房設備での常識的な話「つけっぱなしにしておいた方が結局は安上がりで済む。必要な温度にまでシフトする時に、大きなエネルギーを使うから」ってのを思い返すと、そして昨今のエアコンにおける高性能ぶりを示すと、そうとも言い切れない。

で、上の記事とか、


とかを合わせ読むと、結局のところケースバイケースで、設定温度、エアコンの性能、住宅の断熱性・気密性で大きな違いが生じてくる。一概に「つけっぱなしがベスト」「必要な時につける方が安上がり」とは言い切れない。一度一か月単位で利用スタイルを固定して電気料金を精査したり、あるいは【ワットモニター 購入・試用】で紹介したように電力消費量の計測器を調達して実測し、自分の環境ではどちらがよりお得なのかを精査するのが一番かな。

普段から語られている、自分が常識だと思っていることが事実であるとは限らない。今件にしても、昔のエアコンだったらオン・オフの繰り返しの方がよかったのだろうけれど、今の高性能エアコンではそうとも限らない。常に情報のアップデートは必要だね。

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このページは、不破雷蔵が2015年8月 7日 08:17に書いた記事です。

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