今夏の電力事情がもっと厳しくなったようです、ええマジで

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先日【「今年も数値目標なし」...2015年夏の節電要請内容正式発表】でお伝えしたように、今夏はカントリーリスクやら電気代の高騰やらリソースの無駄遣いやら無理な発電所の稼働などの要素をのぞけば、電力融通をすることでかろうじて予備率3.0%を維持できそうだとの状況となった......が、先日関電管轄の発電所で大きなトラブルが発生し、修復には中期の時間がかかることが判明。さらにこれに連動する形で揚水電力も減退するので、かなりハードな状況に。

影響が大きいので夏の試算も変更されるんだろうなあ......と思って経産省のサイトを観てみたら案の定その通りの告知が成されていた。詳しくは表で確認すれば分かるけれど、西日本の他電力管轄からさらに電力融通を積み増して、なんとか関西電力管轄の予備率を3.0%にまで引き上げている。元々つなわたりだったのが、さらに綱が細くなった感じ。

「これでも足りてるからいいじゃん」「何で故障を許したんだ」「故障してもどうにかするのが企業の責務」とかいう意見は幸い、現時点で当方の目には留まっていないけれど、そろそろ反撃の無いインフラ目当てに石を投げ続けて自己満足に浸り、不特定多数の便益を削る行為には、それなりのペナルティが必要だとは思うのだけどな。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月11日 06:03に書いた記事です。

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