山登りとゲーム、趣味には違いないのだけど

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まず最初にことわりをしておくと。今件ではゲーム、そして山登りを卑下しているわけでは無く、あくまでも世間一般に評価されていることが多い趣味として山登りを挙げたまでの話。これが勉強でも旅行でもいいわけだ。

ゲームというと最近では特にスマホの普及で「すき間時間に楽しむ娯楽であり、いつ何時にでもできる、暇つぶしツール」という印象が強い。だから上記の例えでも、山登りが多分にプライベート感が強く他人が介入し難いものなのに対し、ゲームはいつだってできることだから、何も他にすることが無いので、その暇をつぶすためにゲームをしているんだろうとの認識がある。また、スケジューリングをしなくてもよい、との思惑もあるのかもしれない。

でも一定以上ゲームに傾注している人なら分かるように、ゲームも相応の気合いを入れてプレーしたい時もある。すき間時間じゃなくて、わき目も振らず、それに没頭したい時がある。今件はまさにそんな感じ。それを「暇だから」と認識されたら、あまりいい気持ちはしない。

一人でする趣味は全部暇つぶし、仕方なくやってる的な風に思われたら、ちょっとスネちゃうよね。......けれど、その傾向は強いかも。明日は一日レンタルしたビデオを観る、一日ゴロゴロしている、一日プラモを作る、一日読書をしている。ああ、みんな下手すると「暇じゃん!?」と言われそうだ。

見方を変えると、時間の有意義な、自分の時間としての過ごし方についての認識が、一部で食い違っている、あるいはゆったりとした時間の大切さが理解されていない部分もあるのかもしれないな。それこそ「一生懸命ごろごろしている」ってのもあってもいいと思うんだ、個人的には。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月10日 06:56に書いた記事です。

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