米CIAの前身が作成したサボタージュマニュアルが登場とな!?

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CIAの前身組織が作成した「組織をうまくまわらなくさせる」ためのスパイマニュアル。「トイレットペーパーを補充するな」「鍵穴に木片を詰まらせよ」といった些細な悪戯から,「規則を隅々まで適用せよ」「重要な仕事をするときには会議を開け」まで,数々の戦術を指南。マネジメントの本質を逆説的に学べる,心理学の視点からの解説付き。

要は対抗組織をいかに非効率的な状態に追い込むか、生産性を下げるかに関する、間者向けの虎の巻。もちろん環境や文化、その他諸々の違いもあるため、一様にすべてが適応されるわけではないのだけど、多種多様な面で役立つのには違いない。

もちろん「役立つ」といっても、実際にこれを習得して対抗組織に潜入し、同じようなことをやれってわけじゃない。いくつか使用方法は考えられるけれど、まず一つは検証すべき組織において、これと同じような状況が生じているかをチェックすること。該当する部分があれば、その点が状況を改善させるカギとなる。

もう一つ挙げるとすれば、反面教師として。挙げられている事案が組織にマイナスの要素となるのなら、それに反することを行えば、少なくともマイナスにはならない。むしろプラスになることが多い。事例からも分かる通り、一つ一つは他愛もないことでも、【数字は大切だけれど、数字では表せない・表しにくいものもある】の後半部分で触れている通り、数字には通常現れない要素の積み重ねで、個人は、組織は少しずつ良くもなり、悪くもなっていく。

それらのチェックリストとしてとの観点だけでも、今誌は有益のだろうね。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月13日 06:35に書いた記事です。

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