入院患者のお見舞いと問い合わせ、そして面会時間など「当り前のルール」について

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当方が入院した時には病症の関係で二人部屋を無理矢理一人部屋にしたところに最初入ったので(片方のベッドが空きだった)、その後別の患者が入ってきても二人部屋のままで大人数部屋になることは無かったのだけど、それでもこの話は良くわかる。実に多様な人が入れ替わりで収まったし、隣の部屋の患者への見舞客の奇行......的なものも廊下を通じて聴こえて来たからね。

入院している以上、見舞いの対象となる患者も、同じ部屋で寝ている他の患者も、それこそ隣の部屋にいる患者も、何らかの形でベッドに横たわり、寝ていなければならない状態にある。そのような状態に置かれているにも関わらず、自分とは関係の無い第三者の語りで安静を妨害されるのは、非常に頭を抱える状況には違いない。そうだねえ、電車の中で大声で携帯電話を使って話している人が数人いる、その状態がずっと続いていると例えればいいかな。そして自分が必ずしも調子が良くない状態。


直接当事者、該当患者へお見舞いに行く時も注意、配慮は欠かせない。遊びに来たわけじゃないんだから。何の予告も無く突然知人が遊びに来られたら、しかも自分のプライベートルームに直接入りこんだら、やはりいい顔は出来ないよね。


病院は多分にプライバシーが占める場所ではある。問い合わせる側が本当に知り合いだったとしても、それを病院側が把握しているはずはない。見方を変えれば知り合いのふりをして第三者が侵入する可能性だってある以上、大手企業の受付と同じような対応をされるのが当然の話。

特に時間外は問題外だよね。個室ならまだしも相部屋の場合は、相部屋の人は寝ているかもしれないし、何か治療をしている可能性がある。

この辺の話は立場を変えて考えるという発想ができれば、すぐにやってよいことであるか否かは分かるはずなんだけど......自我が優先しちゃうのかな。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月27日 07:43に書いた記事です。

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