事実を伝えることで9歳の子供にネットリテラシーを習得させるの巻

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昔は相当ハードルが高かったのである程度分別のついた大人から初めて手に触れることが多かった、インターネットの世界。今や乳幼児からアクセスが可能になり、子供の玩具にタブレット型端末が当てられることも珍しくはなくなった。当然インターネットに関する色々な問題点、リスキーな部分も学ばせて、インターネットリテラシーを習得させる必要があるんだけど......これが難しい。

教える大人側が十分に知らない場合も多いし、知っていてもどのように教えるべきか迷ってしまう。そう、下手をすると子供への性教育以上に困難かもしれない。今件はある意味、指針の一つになるかもしれない、子供へのネットリテラシーの啓蒙のお話。


ネットを常用している大人にとっては多分に当たり前的な話ばかりだけど、初めてネットの世界に足を踏み込んだ子供にとっては、何もかもが新鮮な......というか、驚愕的な話に違いない。これらはあくまでも事例であり、必ずだれもがそうなるってわけではないけれど、良くできた事例であるし、国民生活センターなどで提示されている事案と何ら変わりはない。大人が知っているその常識を、子供が知っているとは限らないのだな。

インターネット(経由の情報を展開する端末)の表現力は極めて高く、魅力に満ちあふれているからこそ、無垢な子供の好奇心をくすぐるリスクも高くなる。一度や二度の啓蒙では、誘惑から完全に逃れることは難しいだろう(新人教育と同じようなもの)。保護者サイドとしては繰り返し、根気強く教え諭す必要がある。それこそ、食べ物の好き嫌いをどうにかしなきゃ、というのと同じ位の労力が必要になる。

それにしても......ネットリテラシー周りの啓蒙ってのは、過去に前例がないだけに、色々と興味深いものがある。試行錯誤は続くんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月14日 06:07に書いた記事です。

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