デアゴスティーニの新シリーズで「週刊夏コミ原稿を作る」ってのはどうだろうかという話

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先日ちらりと見聞きした、デアゴスティーニが週刊●×シリーズのネタを探しているという話。単なる大喜利的な話かと思っていたら、本当に募集しているとはねえ。エイプリールフールの投稿でもないし、最近は昔のネタのリファイン的なものもちらほらと見受けられていたので、ある意味マジなのだろうけど......なんとなく違和感を覚える。

で、大喜利のごとく多種多様な話がツイッターなどでも出回っていたのだけど、その中でなかなか優れものだったのがこの「週刊夏コミ原稿を作る」。

コミケに限らず同人誌即売会......というか頒布会においては、そこで展開する作品を前々から作るとしておきながら、結局間に合わずに落としました、ペーパーにシフト、未完成のまま出品なんていう話を、それこそちり紙交換のアナウンスのごとく見聞きする。

中には仕方がない事情によるものもあるけれど、大よそは夏休みの宿題的な感じで、まだ間に合う、後回しにしても大丈夫、的な。これ、理由の一つにスケジュール管理が出来ていないってのがあると思うんだよね。ある程度その辺はしっかりしているはずの、商業誌で仕事を持っている人でも落とす人が多いのは、やはり油断しているところが多分にあるんだろう。

ならばそのスケジューリングを「週刊夏コミ原稿を作る」で仕切ってもらうってのは、実は面白い発想なんだろう。もちろん実際には原稿用紙だけを送って来られても色々と調整が難しいので、創刊号は申込用紙で良いとして、その後にはスケジュール管理用のカレンダーとか、プロットを切るための用紙とか、色々と工夫すると面白そう。なにせ子供向け雑誌に漫画家になろう、的な付録が付く時代だし。

でもよく考えてみたら、今の時代、多くの同人作家な人もデジタル化しているので、原稿用紙を送られてきても困ってしまうってのが実情かもしれない。


これは素晴らしい......と思ったけれど、それは単なる連載漫画の配布と同じだね(笑)。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月14日 05:49に書いた記事です。

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