昔の人も苗字を持ってたのかな? ちょっと覚えておきたい話

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指摘されると確かに昔......具体的には明治時代より前においては、日本では庶民は苗字そのものが無い的な描写をされることが多い。アニメや漫画、小説などでは言葉のやり取りでわざわざ苗字と名前の双方が出てくることは(現代を舞台にしていても)さほど無いし、相手を特定できる符丁であれば良いのだから、さほど気にはしていなかったけど(そういや「シュタゲ」の阿万音鈴羽は名前をフルネームで呼んでたな)。

こういう話があると、ほう、そうなんだ!? 的な感を覚えてしまう。ただ、以前何度か記している通り、たとえこれが活字上の文面でも、それがどのような媒体に載っていたのか、そして誰が語っているのかが分からないのでは、飛び付くのも早計。

ってことで色々と調べた結果、「日本人の姓・苗字・名前―人名に刻まれた歴史」という書籍からの抜粋であることが判明。トンデモ的な話の本とか、コンビニ周りの再販本的なものとかでは無かった。作者が出している他の本や、作者自身の動向を確認しても、いささか研究肌が強くて一般向け書籍としては読みづらい部分があるようだけれど、アレ的なものとはまったく異なるようで、チェックには値する内容のようだ。

当方がこの方面の必要性を覚える機会は多分ないだろうけど、万一必要になった時には改めて検証することにしよう。何しろ江戸時代とかの庶民文化って、映像資料とか無いからなあ(当然)。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月30日 07:28に書いた記事です。

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