若者の●×離れて確実なもの、若者の若さばなれ

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世代間格差、時代の流れによる消費性向や生活習慣の変化を、あえて時代の風潮と呼ばず、都合の悪い立ち位置や上の世代が半ば揶揄的に「若者の●×」離れと表現することがある。本当は単純に傾向が変化しただけの意味合いとして使いたいのだけれど、ね。当方はどちらかといえば、揶揄している状況を逆に皮肉る形で使う場合が多い。離れようが近づこうが、それは結果でしかないものねえ。無論、ヤバイ方向にシフトするのは問題があるけどさ。

で、単に若年層の生活習慣や消費性向が、以前と変わってきたことを「●×離れ」として鼻で笑ったり非難しようとする動きが、いかに馬鹿らしいかを再確認させてくれるのが、この小噺。

要は誰もが歳を取るので、若さ離れをするのが当然だということ。

「残りの半数はどこにいった?」というツッコミもあるかもしれないけれど、「2010年の調査で」というのがポイント。要は5年経っているので、当時25歳から29歳だった人は30歳から34歳になるから30代、20歳から24歳だった人は25歳から29歳になる。さらに誕生日の問題もあるので多少のずれは生じるから、きっかり半分では無いということ。まぁ、年齢が下の方が人数は少ないのが昨今の人口様式なので、むしろ「半数強」「過半数」とした方がリアルだったかも。

ともあれ。若者の●×離れなんてのは、大よそこんな程度のもの。非難されるいわれはないってことだ。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月23日 06:06に書いた記事です。

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