記者会見と議事録と質問者の実名・所属の公知と

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記者会見そのものの情景が一般の目に触れることはあまり無く、さらに映像などで露呈されても質問者の素性が分かるような情報が開示されることはほとんど無いことから、記者会見で質問をされる側は誰が質問をしているのかが分からない状態で答える場面が多々生じ来るし、やりとりの内容が切抜き・編集されて本来の意図と異なる伝えられ方がされた場合、精査に非常に大きなリソースが求められることになる。

今件のトリガーとなった話は上記ツイート内リンクにある、財務大臣と記者との間のやり取りをもとにした記事なんだけど、どうも調べていくうちにハテナマークが山ほど。で、一次ソースが必要になるなぁ、ということで探していくうちに、財務省公開による議事録が見つかったのだけど、記者からの質問の部分では全部「問」だけで、どのような背景を持つ人が、さらには別々の人か特定の同一人物かすらも分からない状態となっていて、ちょいとばかり精査が難しい状態。

で、議事録に「wwww」はともかくとして、質問者の個別判断が出来るようにしてほしいなあ、と。

公的機関側が議事録を早期にウェブに展開するようになっただけでも評価すべき話であることに違いは無い。例の吉田調書問題と同じで、報道が奇妙な改ざん・編集をしていても、「これは主旨が違う」「意図的に読み間違えるように編集したんだな」的なツッコミを受けるリスクが生じるので、改ざん行為がされにくくなる。先日の信州大の学長訓示も良い例......というか、リスクがあるにも関わらずやらかして、そしていつものごとく、新聞社側は謝罪も反省もしなかったので、新聞社側はあまり状況を認識していないのかな。


動画公開が一番ありがたいのは言うまでも無く。また記者会見などの際には必ず質問者の所属と氏名を求める事、その回答なしには質問には答えないという姿勢も必要なんだろう。その場に集まっているのは記者や関係者に違いは無いのだけれど、身元も明らかに出来ないような人物に、時間を割いて回答する必要は無いはず。

......というか、質問の際にはまず質問者から素性を明かすってのは、記者会見云々では無く、大人の常識レベルの話だと思うのだけどね。そして素性を明らかにした以上、各種議事録などでもそれを明記すべき。「国民の、市民の代表として質問しているのだから、記者固有の特定の必要は無い」という考えは、すでに前世紀のものだからねえ。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月21日 08:03に書いた記事です。

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