ダマシすかしでクリックさせて乗っ取るアプリや「お気に入り」で興味関心を引かせて......悪徳商法のネタは尽きることなし

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Facebookやツイッターなどの短文完結スタイルのソーシャルメディアでは、ぱっと見で衝動的にリアクションをし易いような仕組みが用意されていることから、それを悪用する形で悪質なアプリを組み込ませたり、不法な商品を購入させようとする悪徳商法的な様式が数多く構築され、手ぐすね引いて待っている......どころか積極果敢にやってくる。以前も何度か紹介した、画像で驚かせてついクリックさせる方法が代表的で、テンプレみたいなものがあるので、そこに時節のネタをぶち込めばいくらでも増殖できる次第。

で、今件ではその類の悪質なツイートをするアカウントが出てきたという話なんだけど、それに乗っ取られた対象が、結構有名なマスコミ関係者だったというのであら大変(まぁ、官公庁のアカウントでも似たような話があったので、はじめてというわけでもないのだけど)。今流行のリスト型ではないようだ。


乗っ取り用ツイートを発信している側(アプリつかまされて勝手にツイートされている側では無く、乗っ取り系ツイート「のみ」の母体的アカウント)を見ると分かるのだけど、プロフィール文言やアイコンが異なるだけで、ツイート内容はまったく同じ。いわば名前だけ変えたコピーアカウントがずらり。

同じ内容なら意味が無い。なんでこんなこと? と思うかもしれないけれど、システム側からブロックや削除を受けた時の保険になるし、同じ内容でも複数用意すれば別々の人に観られる可能性はある。プロフィールとアイコンが異なるので、その部分で条件に引っかかる・引っかからないの違い。スパムのコメント書込みがあらゆる場所に対して行われるのと仕組みは同じ。いわばポスターと同じようなもので、とにかくたくさん可能性をばら撒くのが一義だからね。

ともあれ、この類のびっくり系・リンク誘導系は極力注意。それが信頼のおけそうなアカウントからのものであっても。


可能性をばら撒くといえば、こちらも似たような話。特定のキーワードをサーチして、そのキーワードを有するツイートを「お気に入り」にする。あるいはこれを後程抽出してコピーして盗用ツイートするのかもしれないけれど(それでそのキーワードに詳しいような専門的盗用アカウントが出来上がる)、むしろ「お気に入り」したことで相手にその旨を知らしめて、注意を引き付ける役割を期待しているらしい。それとネイバーまとめやらFacebookと絡めて......まぁ、ネタは尽きるところが無し。

ロングテールをこんな感じで悪用されるのはねえ、というのが正直な感想。さっさと取り締まられてしまえばいいのに、とは思うのだけど、それも難しいのだろうな。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年2月 6日 06:52に書いた記事です。

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