これは初耳、あんかけうどんが京都ではたぬきうどんと呼ばれる件について

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先日の【ほほう、どん兵衛にあんかけうどんが登場する、とな!?】に関する後日談的な話。リリースに目を通した時には単に「うまそうやね」程度の印象だったのだけれど、結構な反響があって心に響く味わいっぽい雰囲気なんだな、という実感を得てはいたのだけれど。京都で「たぬきうどん」と呼んでいるという、初耳の面白話が。なんでこれがたぬき?! 天かすとか入ってないよ。

で、調べてみたら......

京都のたぬきは、きつねにあんがかかった「あんかけうどん」。きつねが「ドロン」と化けたから。「あんかけでドロッとしていることからこういわれるそうです」と教えてくれたのは、昭和15年から左京区岡崎で「おかきた」を営む三代目主人の北村正樹さん。「底冷えする京都の冬には熱々のあんかけが一番です。生姜も載って風邪の予防にもなります。京都のうどん屋さんにあんかけメニューが多いのも冬の寒さを乗り切る知恵といえるかも」とご主人。

そういう曰くがあったのね。まぁ「京風あんかけうどん」には揚げが入っていないので厳密にはきつねうどんベースでないことから「たぬきうどん」とは言い難い部分もあるのだけど......ってなんでそれにしなかったんだろう。面白いのにね。

この「きつねが化けたたぬきうどん」ってのが、京都オンリーってのも面白い。美味しそうではあるし、もっと広範囲に広がってもおかしくはないのだけど。

ともあれ、「京風あんかけうどん」が発売されたら、揚げを細かく刻めば「京都風たぬきうどん」としても楽しめるってことかな。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月 4日 07:05に書いた記事です。

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