「国」の名称表記を止めて「ダーイシュ」「ISIL」「ISIS」にしよう。なぜそれが出来ないのか

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「イスラム国」という名称にイスラムという語が入っているために、本来の平和なイスラームが誤解され、日本に暮らす大勢のムスリム(イスラーム教徒)への偏見は大変深刻です。


日本においても自民党や外務省が「イスラム国」という名称をやめ、「ISIL」の呼称に統一したことに基づき、各報道機関においても名称の変更がされるべきであると考えます。
日本の皆さま、どうか「イスラム国」という名称の使用中止をお願いいたします。


ヤフー個人ニュースのオーサー権限によるコメントでも何度か言及しているけれど、例の中東の一部集団に対する名称を「国」とすることは、その存在自身を政党国家として認めることを意味する。さらにその中に(上記指摘にもある通り)宗教名が丸ごと入っていることから、関連する人たちにあらぬ誤解を生じさせる可能性が多分にある。政府でも与野党間でも認識は一致しており「国という表現は止めよう」とのことでやりとりが交わされているし、その実情は公開されている。そして複数の関連団体からも今件のように「使わないでほしい。誤解を受けるから」との声明が出されている。

にも関わらず日本の大手メディアは繰り返し使い続けており、改める気配が無い。以前指摘したけれど、台湾と中華民国、東日本大震災という言い回しなどでは、さくっと切り替えが出来たのに。何か問題があるのだろうか。あくまでも「国」を使いたい、使わねばならない理由でもあるのだろうか。


日本には言霊伝説があることで知られている。ファンタジー系の概念にある「呪文」もまた、言葉の力の強さを表す一つの切り口。言葉がいかに強い力を持つか、だからこそ慎重にしなければならないのに、それを操る職につくものが、このような体たらくでは......と思うのは当方だけかしら。

「永田町の常識は世間の非常識」とテレビなどでは繰り返し揶揄してきた。これでは「報道の常識は世間の非常識」と指摘されても仕方がない気がする。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月 5日 06:49に書いた記事です。

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