スイスフランの暴騰でガッツリ儲けたところ、大損ぶっこいたところ......

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先日の【数十分で3~4割上昇、だと!? スイスフランの昇竜拳的上昇、大いに市場をかきまわす】は他国の為替や株式市場にも大きな影響を与え、東京株式市場も大幅安。まぁ株価自身はリーマンショック後の乱高下と比べれば大したものではないけれど、為替そのものの動きは鼻血が出るほどで、2ちゃんねるの関連スレでは(真偽のほどは別として)数千万円単位の損失・追証発生やら、数億円もの荒稼ぎをしたという話が出てくる。またホラやでまかせだろう、と言い切ることが出来ないのが、金融市場、特に為替の怖いところ。

スイス国立銀行(中銀)が一転してフランの対ユーロ上限を撤廃した「スイスフランショック」の余波が世界的に広がっている。個人投資家が多額の損失を被り、仲介していた為替業者が破綻に追い込まれるなど、当局も対応に乗り出した。


個人向けブローカーのアルパリUKは16日、顧客の損失を肩代わりせざるを得ない状況に追い込まれたとして破産を申請。

米ゲインキャピタルホールディングスは16日、市場の混乱の中で利益を確保したと明らかにし、財務基盤の力強さにより市場シェアを拡大できるとの見通しを示した。同社株は中盤の取引で3.6%値を上げている。



個人投資家が一喜一憂しているのだから、それらを司る業者もまたしかり。コケた為替業者や儲けをはじき出した業者など、まだまだこれからも話は色々出てくるのだろう。月曜辺りからその辺の実情が詳しく出てくる気もする。

で、これに絡んでこんな話も。

現在、ネット上で拡散されている「明治大学がスイスフランで144億円の損失を出した」というデマについて、明治大学は1月16日、公式サイトで「そうした事実は一切ございません」とこれを否定しました。

このような状況なら十分あり得る事態ではあるし、その類の話は公式発表は無くとも証券関係者からリークされるパターンも少なくない。けれど、詳しくは記事本文で確認してほしいけど、今件は最初に語った本人が嘘でしたと否定しているし、ガセネタであることに違いは無し。状況にマッチしてしたこと、テレビ局の名前を挙げて本当っぽく演出していたことが、広まった原因なんだろうな。

まぁ、意図的なガセ話であるのだから、それ相応の責任はとる必要があるんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月17日 06:51に書いた記事です。

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