特定秘密保護法と知る権利と守秘義務と

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施行されたこともあり、再び色々と騒がしさを増してきた、特定秘密保護法。未だにその内容を誤解している人、本当は分かっているのに誤解した解釈の方がウケが良い・都合が良いので誤解釈の上で触れ回っている人などが居る。中にはそもそも論として社会一般における守秘義務関連の話すら経験したことが無いのでは、という感じを抱かざるを得ない内容を口にする人もいる......というか少なくない。また同時に、全ての情報は見る権利がある(特に報道関連、ジャーナリスト的な権限をオールマイティカード的に振りかざした上での事案が多い)とドヤ顔で語る場合もよく見受けられる。指摘の通り、「知る権利が」云々と。


指摘の通りで、言葉面のみを振りかざしたり、無理解を悪用して騒いでネタにしたり、バッシングの道具として使われていることが多い。良くあるでしょ、徴兵制だのハイパーインフレだの。それと同じ。ちゃんとした理解の上で正しい解釈が出来る形で優しく説明すれば良いだけの話なのに。それだと儲けにならないし、注目も集められないし、自らにとっては都合が悪いし、利用できないから、内容の解釈をうやむやにした上で声だけ高らかにする。多分に会社勤めとかをして、守秘義務周りは経験した人もいるはずなんだけどね。

それと......


報道に限ればこれね。【「『報道しないこと』これがマスコミ最強の力だよ」...あるマンガに見る、情報統制と世論誘導】でも指摘したけどさ。まぁ得てして「報道の自由が」「萎縮しかねない」という反論をしてくるのだけど。同じような返しをされたら、どんな反応を示すのかな。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月14日 08:08に書いた記事です。

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