大戦中の手りゅう弾がストーブの中で爆発、それだけでも珍事なのに......

| コメント(0)


あまりにもネタ的な話で一次ソースを探したところ、ネタではなくてちゃんとしたニュースで配信されていたことが確認できたので、一応せっかくだからと紹介。オーストリアでの事件で、スーパーでストーブ用の薪を購入した女性が、その薪をストーブにくべて暖を取っていたところ、突然爆発。何で薪が爆発したのかと当局側が調べたところ、その薪の中に手りゅう弾が入っていたとのこと。

イタズラにしては手が込んでいる......というわけでは無く。第二次大戦中に使われた手りゅう弾が、何らかのはずみで爆発せず(あるいは兵士が一時的に木の枝の部分に置いていたのかもしれない)、それがそのまま放置され、木はすくすくと成長。次第にその手りゅう弾を取り込む形となり、手りゅう弾入りの大木の完成。そしてそれが伐採されて薪になり、スーパーで販売され、女性が購入した、という流れらしい。伐採や薪への加工の際に発見されたり爆発することなく、手りゅう弾入り薪として生成され、そしてストーブにくべられるとは、いったいどれほどの確率なんだろうか。

で、爆発後の話だけど、ストーブが丈夫な鉄製だったこともあり、幸いにもけが人は出なかったとのこと。手りゅう弾自身が半世紀以上も経ってるってのも一因だろうけど、随分と丈夫なストーブだこと。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年12月 5日 06:52に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「映画「メトロポリス」の「酷い労働環境」は今の日本では珍しくない話、なのか?」です。

次の記事は「1リットル紙パックぎっしりな羊かんは実在する」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30