映画「メトロポリス」の「酷い労働環境」は今の日本では珍しくない話、なのか?

| コメント(0)


一部で誤解をしている人もいるかもしれないので、手塚治虫先生の漫画「メトロポリス」ではなく、実写でサイレントな映画の方の


実際に作品を確認すると、ちょいと描写が違う。10時間経過を思わせる時計の表示と、蒸気で発せられる仕事終了のサイレン、そして帰途に就く人たち。その人たちと入れ替わる形で新たに仕事に就く人か描写されている。つまり二交代制で10時間単位で人の入れ替えが成されているという意味のようだ。1日は24時間だから段々昼夜がずれてくるような気もするのだけど、映画内での未来では、その辺はあまり考えずに済むような状況のもよう。労働者階級は日の当たらない地下にビル街があてがわれてそこに住んでいるようだし。

まぁいずれにせよ、昔と今の「過酷な長時間労働」は多分に概念上の違いがあるっぽいってのは確かなようだ。機会があればもう少し詳しく調べてみたいところだけどね。「人の生活を豊かに、楽にするはずの科学の進化は、逆に人々を長時間労働に従事させる結果をもたらした」みたいな。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年12月 5日 06:44に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「山陽新幹線の「プラレールカー」運行期間延長決定」です。

次の記事は「大戦中の手りゅう弾がストーブの中で爆発、それだけでも珍事なのに......」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30