先日の「100周年スイカ」で詰め寄った人たちを見て

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例の東京駅100周年記念スイカ関連については、当方が直接足を運んだわけでは無いし、どうも色々と流言が飛び交っていることに加え、それぞれが「自分の身の周り」で見聞きしたことを全体のような語りで伝えている(恐ろしいことに報道までもがそのスタイル)ので、大よその言及はパス。そのような状況の場合、得てして大きな騒ぎがあったものが強調されて伝えられることになるからね。

で、上のような状況があったことは動画などでも確認されている。当方も以前、緑の窓口で定期券を購入するために並んでいた際、似たように駅員を詰問する場面に遭遇した経験があり、それを思い起こさせる機会になったので、それも合わせて覚え書き。

その時は、何らかのミスを駅員側がしてしまったようなんだけど、それは聞いた限りでは些細なことではあるし、すでにリカバーも済んでいる。さらに駅員は頭を深く下げて何度も謝っている......のだが、40代から50代と思われる、ちょっと裕福そうな身なりをしているおばさま的なお客側は怒りにまかせて、緑の窓口の施設内全体に響くような大声で怒鳴り続けている。途中で聞くに堪えかねてその場を離れてしまったのだけど(近寄って止められるような空気でも無かった。ATフィールドを張っているうな感じ)、少なくとも10分位はずっとそのまま。よくあるヒステリーを増幅させたような感じで、壊れたレコーダーのように同じ内容を繰り返し、後半部分はもう日本語にすらならないような感じ。あれはもしかしたらその類の疾患なのかもしれない。

元々行列を成すほど窓口業務が煩雑な中でそういうことをしていると、結局上のような話と同じでかえって多くの人に迷惑をかけていることになるっていう、自分を見失った状態にあるんだろうなあ、という感想を改めて想起させられる。またツイートのレスポンスで指摘にもある通り、ごね得を狙っていて、それがなかなか引き出せないので逆切れを継続しているってのもあるかもしれない。

「100周年スイカ」の件でも、騒ぎをたきつけた......というと語弊があるけれど、具体的な挙動に出る、言動を成した人は少数で、残りの大部分はスタンピード現象的に動いたような感はある。そしてそのきっかけを作った人たちには、多分に素行の点でアレ的な人、だからこそ購入に必至だったとの指摘もされている。

無論JR東側の対応にも問題はあったし、これ系のイベントに手慣れた人、知識を有している人が意思決定のサイドに居れば、それなりの対応は出来たはずなんだけどね。割けるリソースを手配できなかった、想定できなかったとの時点で判断ミスがあったのは否めないし。

これも指摘があったんだけど、以前のプロジェクションマッピングの騒動と同様、どうもイベント関連での不手際が目立つ、というか関連している部局や外部協力の代理店のスキルが問われるところ。

ともあれ、次で触れる通り、転売による利ザヤを狙って色々と画策して、それがかなわずに騒いで騒動を大きくした人がいたとしたら、ご苦労様というのが現状。そういう人たちが必ず一定数は存在することを、イベントに携わる人たちは知っておくべきなんだろうね。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月23日 07:06に書いた記事です。

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