自転車のカゴの中のゴミと割れ窓理論

| コメント(0)

都会の人間が何度注意しても俺のママチャリのカゴにゴミを捨てていくので悔しさに悶えながらもカゴカバーを買ってきて装着したら全てが解決した かのように思えたのだがついに先日カバーすら勝手に外されてカゴにゴミが捨てられていた 何が奴らをこうも駆り立てるのか もはや感動して拍手しちまった

— ノッツ (@knotscream) 2014, 11月 22
割れ窓理論(われまどりろん、英: Broken Windows Theory)とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング(英語版)が考案した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。

すでに何らかの状態がなされているのが目に留まると、その状態が許容されているものと認識し、自分がやっても問題は無いと考えてしまう。スタンピード現象にも通じるものがあるのだけど、要は集団行動的な追随意識が多分に作用したもの。当方も自転車を使っている際に、買い物をして戻ってみると飲んだ記憶の無い缶ジュースの空き缶が捨てられていたり、それをそのまま面倒だからと放置して自宅に戻って自転車を置き、一晩放置しておくと空き缶の数が増えていて「子供を産んだのか?」というボケをかましてしまうことも。

時折自転車置き場に長期間放置されている自転車のカゴに、空き缶やお菓子の袋、新聞紙などが山盛り状態になってるのを見ると、この「割れ窓理論」の確からしさを再確認させられる。

で。ちょいと気になったのだけど......ゴミ放置からカゴを守るためのフタ、どこにいったんだろう。


どうやらフタ自身は投げ捨てられてしまった模様。なぜゴミ自身を投げ捨てずにフタを捨てたのか(いや、ゴミ自身も投げ捨てたらいけないのだけど)。


ああ、確かにそこまでヤケになってしまう気持ちは分からないでもない。もう思い切って自転車にゴミ箱をつけてみるのはどうだろう。かえって誰も捨てなくなるかもしれない。

......いや、それは無理だろうな(哀)。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年11月23日 08:36に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「「どうして解散するんですか?」今回の件の教訓」です。

次の記事は「「あなたがいないと職場が回らなくなります」病欠や辞職の際に言われる言葉の裏の意味を探る」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30