映画のテレビ版カットも勉強になる、という話。でもネタバレテロップはアウト

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映画をテレビ版として放映する際は、大抵何らかの形でカットが行われる。番組枠に収めたりCMをぶち込むために長さを縮小したり、テレビとして放送するには色々と問題が生じるシーンをざっくりと除いたり。それはそれで納得のいく事情だから仕方ない。

ただその制限の中で、巧みに切り貼りを行い、内容そのものをしっかりと維持しながら中身を整理整頓するという観点での勉強になるかも、という指摘。なるほど確かにそれは一理ある。もちろんへなちょこな編集をされてしまった作品は論外だけれど、時々巧みな技を持つ人による素晴らしい編集結果の作品に遭遇するから、舐めるわけにはいかない。

一方、先日の某ロードショーで大いに物議をかもしたような話もある。


先日の馬鹿ていねいな説明やネタバレ満載のテロップは、結局視聴者需要に応えたまでの話なのか、それとも編集がスットコな技術の持ち主だったのか、その実態は分からずじまい。ただあの傾向が続くと、言われているようにテレビ離れは加速するんだろうな、というは十分に理解できる。もっともシニア層はあの類のテロップがあった方が良いと思っているのかもしれないと仮説を立てると、色々と悲しい未来が予見できてしまう。あるいは単に、テレビ制作サイドの技術が、どうしようも無い位に低下した結果の可能性も否定できないけれど。

それと「アニメ(再放送)のみのテレビ局」という話。これ、裏付けがまだなんで「~という話がある」に留めておくけど、昨今アニメの再放送があまり見かけられなくなったのは、再放送でも権利関係に伴う対価を請求されたので、テレビ局側が「安上がりで済むと思ってたのに。そうじゃないのなら止めた」と判断したという説を先日見聞きした。まぁ絵柄や話の内容面での問題も多いのだろうけど、この説も結構説得力はある。機会があれば時間をかけて調べてみてもいいかな。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月20日 06:17に書いた記事です。

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