「自分が思うから反対、罰すべき」との主観的感情論の議論展開を国会議員は成すべきでは無い

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該当する議員自身もツイッターアカウントを所有し、今件に関しては色々と発言をしているのだけど、それを抽出すると否定的な引用となりかねず、少々腰が引けてしまうので省略するとして。指摘の通り記事内容が分かりにくい構造なので元記事だけでは頭に疑問符を浮かべてしまうことは必至なのだけど、実態のところはツイートされているようもの。特に数字うんぬんではなく、議員の個人ベースでの感情論的が前提でモノの是非を問う姿勢は非常に問題、というかヤバイ話。もちろん国会議員は、だけど、それに限った話では無く、政治周りで共通するお話。


一連のやりとりでの指摘の通り、(例え本人は複数の意見を代表するものだと主張していても)個人の思惑、思考、感情を物差しにした非難糾弾判断は、それが肯定されてしまうと、その物差しがオールマイティカードになってしまうのだよね。何しろその物差し自身は自由自在に変えられるのだから、思うがまま。まさに先のSMバー問題で、自分が嫌悪感を覚えたから糾弾したと実質的に語っている女性議員と同じ構造に他ならない。

そのあたりの危険性ってのは、ちょっと立ち止まって思い返せばすぐに理解できるはずなのだけど、こうも立て続けに国会議員の発言として出てくるってのは、やはり資質的に問題のある議員が少なからずいるってことなんだろうな。

あるいはそのような、問題のある発言でなければツッコミが出来ないほど、大きな問題への議論が出来ないレベルまで、該当議員が所属する政党などの質が落ちているのか......。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月 1日 08:02に書いた記事です。

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