電気自動車の走行距離が伸びるかも・日立が新技術を開発、2020年実用化を目指す

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日立製作所は14日、電気自動車(EV)の走行可能距離を従来の2倍にするリチウムイオン電池の要素技術を開発したと発表した。電気を蓄積するリチウムイオン電池のエネルギーの高密度化に成功したことによるもので、2020年度までの実用化を目指す。市販されているEVの走行距離を単純に2倍すると、1回の充電で460キロメートル程度走れることになり、東京-大阪間の直線距離に迫る。

電気自動車の最大の弱点はその蓄電能力。コンビニで乾電池を買ってスロットルにぶち込めば即時充電が可能という、ラジコンカーのような簡単な仕組みで済むはずも無く、夏冬にエアコンを利かすとさらに走行距離が落ちるという難儀な状態にある。まぁ、今後需要がさらに増えるであろう、近場での行き来に使う手段に限れば、十分ではあるのだけど。ところが蓄電技術は思ったほどには進んでいない。まあこの辺りはスマートフォンの最大の問題点が電池の持ち具合にあるのと同じ。

で、今回発表された新技術が新商品に導入される位に汎用化できれば、現状比で2倍の走行距離が期待できるようになる。もっともそれまでには今まで以上に効率的な、電気エネルギーを運動エネルギーに変える仕組みが生み出されているかもしれないので、走行距離だけで考えればもう少し伸ばせることになるかも。

もっとも蓄電能力が増して一度の充電で走行できる距離が増えると、同時にこちらの問題も出てくる。


そう。充電時間が結構かかるのよね。充電部分をユニット化して、ローテーションを組ませることができれば楽なんだけど。1つを使っている間は自宅などでもう1つを充電させておく、とかさ。

蓄電能力がアップすれば、電気自動車だけではなく、家庭用の太陽光発電などの自然エネで発電した電力を蓄積しておき、夜間などに用いるなどの融通が利きやすくなるし、停電などへの備えにも役立つことになる。その分、安全性の担保も重要だけどね。蓄電能力が増すということは、それだけ多くのエネルギーがそこに集まることになる。当然、リスクも上昇するわけだ。例えが雑になるけど、家庭で灯油缶にて灯油を保存するのと、ドラム缶で保存するものとの違いってことになるのかな。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月15日 08:02に書いた記事です。

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