時代劇の衰退とか言われているけれど......!?

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【なんだ、もう「MHKちょんまげ」みたいな局、あるじゃん】で紹介したように、時代劇だけをずっと放送する専用チャンネルもあるぐらいだし、需要そのものは無くなってるわけではないけれど、確かに最近はあまり新作の時代劇にスポットライトが当てられなくなってきた感はある。それなりに制作コストもかかるし、爆発的な人気を得られる可能性は低いし、アイドル目当ての需要喚起も難しいだろうから、優先順位が押し下げられているかもしれない。もっとも高齢者のテレビ鑑賞率は高いままだし、視聴者全体に占める高齢者比率は上がっているのだから、番組戦略的にはそれってどうよ、的な部分もあるけれど。

今件に関し、こんな分析がある。つまりは大いに注目を集めそうなキャラクタが使い潰されて、新たなキャラの登場が待ち望まれているにも関わらず、それが果たされていない、と。水戸黄門とか桃太郎侍とか、江戸の黒豹とかそんな感じ?


これは初耳。時代劇って子供も良く見てたという話は面白い。ただ、テレビを観るシチュエーションを考えれば、それは十分に想定しうる。また勧善懲悪がある程度しっかりしている、ストーリー的に分かりやすい、チャンバラなどのアクションシーンが派手なところは、子供にも受けは狙えるかもしれないので、なるほどと思わせる部分も。ただ「祖父母と別居も当然」ってのはここ十年云々の話ではなく、もっと前からの動きなので、子供が時代劇を好んで観たという状況は、それこそ高度成長期時代位にまでさかのぼるんじゃないかな。


これも一理ある。先の「時代劇チャンネル」が最たる例だし、携帯型音楽再生プレイヤーが普及することで新しい曲があまり買われなくなったのも、購入データの蓄積による満足感ってのが強いのと状況は似ている。

「るろうに剣心」や「銀魂」の成功事例もあるし、時代劇でも若年層を考慮にした上で斬り込めば、結構良いものはまだまだたくさん作れそうな気がするのだけどね。派生商品でアクションフィギュアとかも見てみたいな。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年10月27日 06:18に書いた記事です。

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