「研修中で名刺交換を」と人を信頼できなくなる悲しさと

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春先から夏にかけてはよく見かける情景、お話。新人コンパ、研修、サークル活動、お題目はなんでもいいんだけど、ともあれ「他人との名刺交換で何枚名刺を集めるかを強要されている。だから名刺を交換してほしい」という話で、街行く人に声をかけ、名刺を好感して貰おういうものがある。今件のように善意で「ああ、しごかれているんだな、かわいそうだな」とばかりに名刺を差し出すと、実はその名刺のデータを使って不動産の営業をするというオチ。

名刺を渡す側、つまり今件なら不動産の営業側の言い分もあるだろう。成功した時の利益が大きいのだから、少しぐらいは不誠実なことをしてもかまわない、それこそが営業の鏡だ、的な。ただし今件のように、アプローチをかけられた方は多分に不快な思いをするし、悲しい経験をしてしまうし、心に深い傷を負う。

「気づきを持たせるのが営業だ」との主張もあるのだろう。もしかしたらこの営業の行程のなかで、不動産を取得する心の奥底の需要が喚起されるかもしれないという。しかし今はそういう話がまかり通る時代では無いのだよね。情報が横にさくっと流れる時代だから。同じ「気づき」でも「営業ウザい」「人を信じるとバカを見る」という気づきを得てしまう。

このような事例は電話営業でもよくある話で、営業で無いような言い回しで電話をかけてきて、少しでも応答すると途端に不動産関連の営業をし始める。「これが仕事だから」と開き直りの感もあるけれど、こちら側の時間を確実に拘束し、迷惑に他ならないんだよね。ああ、他にインターネットの回線契約でも聞くねえ、この類のって。

こういう事案が相次ぐから、営業そのものの、特に不動産業全体のイメージが悪くなるんだよあ......。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月23日 07:38に書いた記事です。

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