なるほど感を覚える「魔女」と「魔法少女」の違い

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昨今では魔法少女が大売出し状態で、それこそ月に数本はその類のアニメやラノベが登場し、新作漫画でもそれらしい舞台背景を有するものが掲載開始となる。タイトルにも「魔法少女」とつくものも結構多く、検索でソートしたらえらいことになるのは、実際やってみればお分かりの通り。

で。「魔女」と「魔法少女」って同じだよね、魔法が使える女の子だよね。でも何だか違う扱いを受けている......という疑問に答えてくれたのがこの解釈。

確かにこの解釈なら大体の作品が当てはまるし、定義にかなう設定となっている。さらに「魔女」はどちらかというと、ある程度歳を取る、というと表現がアレか。少なくとも成人のイメージが強い。魔法が使える中学生を「魔女」と呼ぶ事例はあまり無いし、夜な夜な魔法で悪を倒す30代の女性教員を「魔法少女」と表現するのは、ある意味かわいそう。

単に幼く見えるのが「魔法少女」、成人になると「魔女」でもいいのだけど、加えて「魔法少女は魔法がオプション」「魔女はずっと魔法使い」という設定は、多くの作品で合致する。まぁ、中には例外もあるだろうけど。

「魔法」そのものが神秘的な論理体系のもので動作するという概念があるから、大人になってから「魔法」に出会うというシチュエーションは想定しにくい。現実論で思考が固められてしまい、否定してしまいかねない。だから大人が「魔法」を使える状況というのは、そもそも論として最初から魔法使いで無いとダメ、ということなんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月26日 07:58に書いた記事です。

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