ちょっと悲しい、そして恐らく受け取ったらやはりブチ切れるであろう感想メール

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先日【学生のアンケートに偽装したスパムメールが登場したとの話】で紹介した、学生のアンケートのお願いに偽装したスパムメールの話に似たような、そして少々切ないお話。同人誌を発行した方への感想メールで、違法アップロードされているとの親切......なように見える申告のメールがあり、早速チェックしてみたらブラウザ・クラッシャーのURLだったという。そしてもう一つ。「新刊読みました」とあり、感想が何かと思ってチェックをしてみたら、本文にはハローワークのURLだけが貼られていたという件。要は「こんなの書いてないで仕事しろ」という意味。これは泣ける。当方は同人誌を書いているわけじゃないけど、似たようなアプローチを受けた経験はゼロではないので、全ふわりんが涙する。

このツイートに前後して連載を持っている漫画家先生たちが相次いで、どんな感想をもらうと嬉しいか、心に深い傷を負うかなどについて、結構真剣な討議が交わされていた(こちらは省略。個人差が大きいのでまとまらない)。そのような話の中だけに、ネガティブな感想というレベルを遥かに超えた実体験で、御当人は「ブチ切れた」と言っているけど、場合によっては数日寝込んでしまうかもしれない。

また冒頭でも触れている通り、この類の話はつい警戒心を解いて中身を見てしまうというのもポイント。漫画など創作をしている人はもちろん、していない人でも目を留め、注目してしまう。そのURLがブラクラならまだしも(いや、マズいのには違いないけど)、ハッキング系のサイトだったら......。やはり一番は「不用意にはURLのクリックはしないこと」だなあ。

それと。以前LINEのスタンプ周りでも触れたけど、テキストベースの語りって、意外に誤解されやすく、感情のすれ違いを起こしやすい。今件は別格だけど、作品の感想を伝える時には、配慮が必要なのかなあ、と思う次第。自分は好意のつもりでも、受け手は今件のブラクラのレベルでショックを受けてしまうかもしれない。それは贈り手側の望んだものではないからね。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月22日 06:29に書いた記事です。

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