「電気余報。」無意味な謝罪、体質的な問題:AERA、再び

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【該当ツイート】



AERAは中吊りにコメントを載せるが、最新号は「電気余報。」あのね、東電を叩きたくて仕方ないのはわかる。でもね、東電管内で電気に余裕が出ているのは、みんなが節電したり、東電が大規模停電を回避すべく火力や水力をフル回転させて、みんなが努力している結果なんだよ。

人によっては休日をシフトで変更を余儀なくされたり、夏休みが一斉取得になって予定変更になった人もいるわけですよ。私の会社なんて残業の時間になったら冷房止まるし。みんなが被災者のみなさんの現状に思いを馳せて必死に努力しているのに、茶化すなんて。この思いをどこにぶつけたらいいのか。


「AERAにぶつけましょう」というツッコミは置いといて。世の中のごたごたを茶化したり扇動することは報道の本意ではない、世の中にはやって良いこととやっちゃいけないことがあるってのは、以前AERA周りでは【「真実は、人の数だけ存在する」】でお伝えした通り。その後AERA編集部では謝罪を行ってるはずなんだけど、どうも結局、その謝罪はあまり意味が無かったようで。やっぱり記事タイトルにあるように、根本的な体質上の問題なのかもしれないねぇ。

出版業界だって、節電周りでかなり苦労はしているはずなのに。アエラの中づり広告のコメント、昔は少々きついところもあるけど、ユーモアセンスを感じるものばかりだったのにねぇ。ブラックジョークにもなりゃしない。というか、大勢の人達に失礼ですらある。

あるいは先日の【「まんべくん」の中の人、解任】の件でも感じたんだけど、「一線」が分かっていない大人というか、度を過ぎる「悪乗り」をする大人が増えてるのではないかな、という気がする。

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このページは、不破雷蔵が2011年8月17日 07:00に書いた記事です。

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