おかざき真里先生の「お母さんのためのGCM講座体験談」プレ公開マンガが「今の問題」を適切に指摘している件について

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恥ずかしながら今件タイトルを最初見た時に、「CGM(Consumer Generated Media、利用者が内容を創って行くメディアのこと)」と読み間違って、「何で今ごろコミュニティ形成の仕組みをお母さんたちに学ばせる必要があるのだろうか......もしかしてFacebookなどとの連動かな」とボケたことを思っていたりした。GCMってのは「ガイガーカウンターミーティング(Geiger counter Meeting)」のことなのね。

で、とりあえずということでダイジェスト・先行版みたいなマンガが載っていたんだけど、これが非常に分かりやすい。何が分かりやすいかって、今の原発周り全般(特に放射線関連)の根本的な問題(何が問題で、どういう不安を多くの人が抱えているか)、そして「正しい」状況改善を行い、変な山師や扇動家に惑わされて妙な行動をして、後で悔やんだり赤っ恥をかかないようにするためには何をすべきかが、適切に描かれている。

まぁ、確かに。考えることを止めれは楽で済むけど、その分自分の行く先を誰かに任せちゃうことになるからね。それが正しいか否かは、任せた人のみぞ知る(......で、往々にしてその「任せられた人」自身も知らなかったりするんだよな、どこに行くのかを)。

やっぱり大切なキーワードは「正しく怖がる」だよね。そして、分かりやすく(間違えの無い)モノの例え方って、ホント大事だよな、と改めて思った。

この漫画、続きが見たいねえ。

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このページは、不破雷蔵が2011年6月25日 18:01に書いた記事です。

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