10月1日時点の大学生の就職内定率が69.8%に急落

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来春卒業予定で就職を希望する大学生の10月1日時点の内定率は前年同期比7.0ポイント減の69.8%となったことが17日、文部科学、厚生労働両省の調査で分かった。リーマン・ショック後の2009年の7.4ポイント減に次ぐ下落幅

毎年定点観測的に調査が行われている、大学生などの就職内定率・就職率動向。今年度の第一報的な10月1日時点の値が入ってきたのだけど、やはりというか当然というか、69.8%という落ちこみぶりを見せる値に。

就職(内定)率というのはその当時の景況感だけでなく、近い将来における景気の見通しをも大きく反映する。今後景気が落ち込むと確信していれば、わざわざさらに人員を増やそうなどとは思わない。その意味で、雇用指数とか就職内定率といった労働市場のパラメータは、景気動向そのものを先行する傾向が強い。

過去の10月1日時点の大学生の内定率は次の通り(%)。


2001年3月卒 63.7
 02年3月卒 65.0
 03年3月卒 64.1
 04年3月卒 60.2
 05年3月卒 61.3
 06年3月卒 65.8
 07年3月卒 68.1
 08年3月卒 69.2
 09年3月卒 69.9
 10年3月卒 62.5
 11年3月卒 57.6
 12年3月卒 59.9
 13年3月卒 63.1
 14年3月卒 64.3
 15年3月卒 68.4
 16年3月卒 66.5
 17年3月卒 71.2
 18年3月卒 75.2
 19年3月卒 77.0
 20年3月卒 76.8
 21年3月卒 69.8←今回

直近では2017年3月卒の71.2%に次ぐ低い値です。

就職希望率は前年比で-0.8%ポイント(79.2%)。前年と比べ就職希望の学生の楽観度合い以上に現状が厳しいことがうかがえます。


文字数足らずで端折った形になってしまったけど、確かに今回の69.8%は急落に違いない。そして就職希望者の減少率と比べて大きな減少をしているので、学生側が想定している以上に企業側が渋っている実情がうかがえる。

これに関して色々と斜め上的な話をしている人もいるけど、新型コロナウイルスという疫病によるものだから仕方がない話ではあるのだよね。何ならこの7.0%ポイントの減少分をすべて公務員で補うように公務員の求人を大きく増やすのかい、という話すら正当性が生じてしまうことになる。

手立ては必要に違いない。されと自然災害による結果をすべて社会が、政府が、と非難するのもどうかなとは思うのだな。

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このページは、不破雷蔵が2020年11月18日 07:15に書いた記事です。

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