若年女性の失業率が上昇しているという報道

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で雇用環境が厳しさを増す中、25~34歳の女性の完全失業率(季節調整値)が8月に4.7%に上昇し、年代別・男女別でみて顕著に悪化したことが28日、総務省の労働力調査で分かった。2015年7月以来、約5年ぶりの高水準。不安定な非正規雇用の割合が高く、就業者が多い宿泊業・飲食サービス業がコロナ禍の直撃を受けたためとみられる。

新型コロナウイルスの流行で客が減ったり店舗が閉じたりなどで非正規が解雇され、その少なからずが若年女性だったことから、その層の完全失業率がぐいぐい上がっているという話。共同通信は特に、この類の特定属性での動きのみを伝える報道には注意をしなきゃならない。

で、この値ってすでに10月頭に出ているものなのに、なぜ今頃騒ぎ出したのか謎であるという話はさておくとして。「女性の活躍ガー」というコメントがニュースのところにあったのでツッコミ。女性の完全失業率が高くなった、目立つというのは、非正規が女性に多いため、そして非正規が人員調整の矢面に立ったため。女性だから解雇された、というわけではない。また多くの年齢階層で、完全失業率は男性の方が高い。


労働力調査の一次ソースをたどって確認すると、女性の完全失業率は25~34歳は6月から、15~24歳は7月から明らかに悪化している。数か月は自宅待機だったけど、もうダメだということで閉じた店が出て来た、解雇されてしまったというケースが多々あるのかな、と。

ただデータは省略しているけど、非正規の労働力人口はもりもり減っている。しかし正規はそれほどでもないんだよね。つまり雇用の需要調整に非正規が切られた、という話に過ぎないとの結果となっている。

先行する記事でも触れているけど、居酒屋などの外食では今後も厳しい状態が続くし、それに伴う解雇も増えるので、この辺の値はますます大変なことになっていくんじゃないかな。

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このページは、不破雷蔵が2020年10月29日 07:24に書いた記事です。

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