ビデオデッキと記憶媒体の話

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昔に記録したビデオテープは持っていても再生環境が無くなり、再生できなくなって記録の意味が無くなってしまったけど、コンバーター的な環境を構築してデータを移行したら、モノスゴイ需要が登場したという話。当方自身もちょいと前までやっていたサルベージ作業で、VHSとベータのビデオデッキをそれぞれ調達して、残っていたビデオテープを再生可能なものは片っ端からデータ化したので、その周りの話はよく分かる。

引用した漫画では気軽に語られているけど、これってもの凄く時間がかかるし面倒なんだよね、正直なところ。テープからデータを起こすだけじゃなく、その中身を確認しながら切り貼りしていかなきゃならない。当方も案の定、テープをデータ化した部分で作業が止まっている。いつか切り貼りした上で、例えばCMの類を資料としてアップしたいところではあるのだけど。

正直なところテープの再生環境を用意するのには、今はもうリサイクルショップなどではほぼアウト。在庫そのものが残っていない。あればラッキーという感じ。オークションサイトには結構な数が出ているけど、ジャンク品が多くて稼動が確定しているものはなかなか見つからないし、あったとしても相当な金額だったりする。業者に頼むという手もあるけど、相当なお値段となるので、それなり以上の量があるのなら自分で環境を整備した方が安上がり。

記憶媒体そのものが劣化してデータが使えなくなるという状況以外に、その媒体を再生してデータを取り出す環境が無くなって記録を抽出することが不可能になる。以前から何度か言及している情報の保全に関するお話とまったく同じで、ある意味仕方がないけどどうにかクリアしていかねばならない問題。

個人的な想像ではあるけど、ビデオ周りに関しては、今後ますますこの類の需要、手元にあるテープのデータ化と再生可能にする技術、ノウハウが重要視されてくると思うのだよね。テープそのものの寿命もそろそろ尽き始めているし、映像データには貴重なものも沢山あるに違いないし。もちろんそれを分析するのには山ほどのリソースが必要だし、それへの対価が十分存在しないと、誰も手をつけないけど。

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このページは、不破雷蔵が2020年10月16日 07:41に書いた記事です。

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