ツイッターは容易に詐欺のツールになる

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それこそmixiとか2ちゃんねるのようなものから、似たような話はいくらでもあったし、ブログやウェブサイト、電子メールでも同様の方向性・手法による詐欺は行われている。ただ、ソーシャルメディアでは発信元の情報を隠しやすいし、意思の伝達が容易だし、情報を広めるコストも低いので、こういうことをやらかす側の道具として使われやすい。

イラストで説明されているのはあくまでもごくごく代表的なパターンだけど、これですら具体名を挙げると「ああ、あの人ね」と思い出せるような人がずらずら出てくるほど、よく知られていたりする。Facebookは閉鎖的な情報村的なものを作る場として(mixiも近い)、ツイッターは不特定多数のカモを一網打尽にするために使われやすい。運用コストはかかるけど、より強い狂信的な信者を作るのにはYouTubeも向いている。

これらの話に共通しているのは、個人情報がお金になるということ。お金になるからすくい上げようと彼らは暗躍していることになる。しかも実際に手紙を出したり電話をかけるより、はるかにコストがかからない。ローリスク、ハイリターンを望めるとなれば、罠を仕掛けようかなと考える人も多いはず。

さらにやっかいなのはこの類のやり方を情報商材化なりセミナーの教材として売りつけたり、分業化して手下にやらせているケースもあるということ......ってあれだ、暴力団のしのぎの話とか、マルチ商法と本質的には何の変わりもないわけだな。

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このページは、不破雷蔵が2020年9月16日 07:26に書いた記事です。

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