ツイッターでURL付きツイートが表示されにくくなっている仕様

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そういや先日から表示が少々おかしくなっているな、でもこれって一時的なトラブルに過ぎないのだろうとスルーしていたのだけど、先ほど「Twitterの仕様」というトレンドが上がって色々と確認してみたら納得した次第。

要はウェブサイトなどのURLを含めてツイートをすると、そのツイートのウェイトがやたらと下げられて、タイムライン上に表示される可能性がどちゃくそ低くなるという設定に、いつの間にか変更されていたようだ。そういうツイートを正しくタイムライン上に表示させたいのなら、広告出稿をしてプロモーションとして展開しなさい、という思惑で間違いないのだろう。

先日触れたけど、埋め込み式のツイートボタンを押してツイートする時のウィンドウが、これまでは単純にそれ専用のウィンドウが開いていたのが、最近ではツイッターの一般画面が表示されるようになり、一般画面上のページビュー数が無駄にカウントを上乗せされる仕様に変わっている。また、タイムライン上に話題のトピックスを表示するようにしろとしつこく問い合わせをしてくるようになったのも、要はページビュー数を増やすためなのだろう。

ページビュー数を増やして広告展開機会を増やす、仕様を変更して広告を出稿する動機付けを底上げする。売り上げを増やすためのアイデアとして手掛けられたのだろうけど、Facebookでのごちゃごちゃ感同様に、短期的にはそれで売上が微増するかもしれないが、中長期的にはアレだよなあ、という気がしてならない。

当方が今件に気が付いたのは、「ニュース記事URL+概要」にリプライする形で追加解説のツイートをすると、自分のタイムライン上にはリプライ追加解説ツイートしか表示されないケースが多々見られるようになったから。こういうわけだったのか。

しかしこういう話になると、スパムをやっている人はともかく、ニュースとか記事更新をツイートしている人は、エライ迷惑だよなあ、という気がする。グーグルでの昨今の問題点「技術的な解決ができないので、大義名分化できる言いわけが可能な、適当な手法で誤魔化そう」という方向性と似た香りがする。

「URL付きだとパージされがちなので、画面貼り付けパターンがさらに受ける」との指摘もある。それはそれでデータ通信量や保存量が増えるからツイッターにとってはマイナスになるだろう。また、この仕様を回避する方法もちょいと気が付いたのだけど、これはこれでアレなので黙っておくことにしよう。

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このページは、不破雷蔵が2020年8月27日 08:03に書いた記事です。

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