共同通信は果たして通信社、報道機関なのだろうかと思わせるタイトル

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報道機関や媒体におけるソーシャルメディアの利用意義は、多分にアクセスを集めて自社媒体への誘導をすることにある。俗にいう悪質系まとめサイトと方向的には何ら変わりはない。ただ、やろうとしていることは同じでも、報道機関としての矜持というか一般常識というものがあるため、法に抵触していなければ何をしてもよい、というわけでもない。

ところが報道機関やメディアの公式アカウントは、その辺りの線引きが無茶苦茶になっているようで、とにかく集客できればよいとか、特定の方面をディスれば問題無しとする姿勢を貫いている感は強い。それが社全体の方針なのか、その媒体での方針なのか、そのアカウントを直接運営する担当者の思惑が強く出ているのかまでは分からないけど。

共同通信はこの類の話では、通信社としては最前列にいるレベルのアレな感じ。ツイッターに限っても【タイムフェイク記事を連発する共同通信】にあるようなことを平気でやらかしているからね。

今件の場合、リンク先の共同通信の記事タイトルは「ホワイトハウス近くで発砲 トランプ氏、一時会見退席」となっている。どうも最初は記事の方も「トランプ氏、記者会見場近くで発砲か」だったようだけど。これではトランプ氏自身が発砲したようにしか読めない。これだけ短い文面なら、文字数が足りないとかいう言い訳はできない。

指摘もされているけど意図的なミスリーディングを狙ったのなら品質が悪すぎるし悪意に過ぎる。わざとで無かったら語学能力に問題がある。


これは本来あるべき報道機関の一例としてBBCのものを。

日本の報道機関ってここまで退廃しているのか、活動家と一体化となっているのか。あるいはいずれもなのかもしれないな。

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このページは、不破雷蔵が2020年8月12日 07:34に書いた記事です。

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