貧困率の最新値が発表されて、実は改善している結果が出ていたんだけど、知ってた?

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先日スケジュールの調整をしていて、そういやそろそろ国民生活基礎調査の今年発表分が出ている頃だなと確認したらすでに出ていて、出るたびに大騒ぎされる貧困率の値も掲載されていた。数字の上では前回調査分から改善された値。

一応新しい計算方法による値も出ていて、そちらでは改悪しているのだけど、そもそも前回とは計算方法が異なるので比較ができなかったりする。当方自身はこの貧困率の値に全面的に信奉をしてしまうのは首を傾げるところがあるのだけど、何にしても良い値が出たことは素直に認めるべきではある。

で、この件、どこまで報じられてる? 貧困率が出るたびに大騒ぎする一部界隈からは何らかの声が聞かれた?

数年前にちょっとした騒ぎとなって国会での質疑でも取り上げられたエンゲル係数も、先日大騒ぎされた年金2000万円問題もそう。騒げるネタに見えた時だけ大騒ぎして、騒げないものだと判断したらおだんまり。こういう指標は定点観測を続け、その内容を基に逐次認識をしていく必要があるのだよね。

結局騒いでいる界隈は、騒いで叩ける材料が欲しいだけの話であり、問題の本質はどうでもよいまでということなんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2020年7月29日 07:22に書いた記事です。

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