「このコーナーで売っているのは時間です」

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先日のポテトサラダ論争にかかわるお話で、総菜を買うという行動の理由説明的なもの。もちろん直接的には自分で作れない味を求めるとか、適量を余らせずに確保するためだとかもあるけど、結局のところは時間と手間をお金で買うようなもの。売っている惣菜を自前で作るとなれば食材を集めて調理する時間と手間が必要になるし、思った味が出せるとは限らない。それらのプロセスを、お金を出して惣菜を手に入れることで、見事にショートカットできる。なんという素晴らしい人類の知恵。

経済的な観念としてのお金の意味とか商売のありようを認識していれば、先のポテサラ論争でドヤるおじ様的な存在などあり得るはずはないのだけどね。

ちなみにネットゲームにおける課金アイテムの類とかも、多分にこの概念でマッチする。自分の入力では数日かけないと手に入らないアイテムが、課金をすることで一瞬で手に入る。その課金を使って時間と手間を買ったという概念なわけだ。ただ最近の課金アイテムは「無料でも苦労を重ねていけばいつかは手に入る」ものではなく「課金をしないと絶対に手に入らない」ものが増えてきているので、その類のは今回の話とはまた違ってくるのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2020年7月13日 07:11に書いた記事です。

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