新型コロナウイルスで減った症例

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重症患者を診療する「急性期病院」の経営コンサルティングなどを行う株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC※1=本社・東京都新宿区、代表取締役社長・渡辺幸子)はこのほど、新型コロナウイルス感染症が病院経営に与えた影響の調査結果を発表しました。


今年4月時点における全国242の急性期病院(※2 DPC対象病院)のデータを分析したところ、下痢や嘔吐などの症状を伴う「ウイルス性腸炎」の緊急入院が、前年同期比で73.0%減と7割以上減ったことなどが明らかになりました。新型コロナ感染予防のため、手洗い、うがいなど医療の需要側の衛生面の向上や、受診控えなど受診行動の変化が影響しているものと思われます。


新型コロナウイルスの流行によって、手洗いやうがい、不衛生な手で目や鼻など顔の部位を触らないといった、衛生面の管理行為が徹底されたことを受け、その他の感染症の発症リスクが減ったのではという指摘は多々行われている。実際前冬のインフルエンザの流行は異様に低いレベルで終わってしまったし、急性胃腸炎の類も随分と話を聞かない。

実際にはもう少し経ってから具体的な統計を取る(東京都のものとか、あるいは人口動態統計とか)必要があるのだけど、興味深い動きには違いない。もちろんリリースで指摘されている通り、これまでならその程度の症状でも病院に足を運んでいたのを、新型コロナウイルスの感染リスクを鑑みてちょっと遠慮しようかという考えが働いているのも否定しない。我慢していたら何とかなっちゃったので行かなくてもいいや、と。

個人的にはもう少し細かい、例えば男女別とか年齢階層別の動向も知りたいところ。やはりこの辺りは公的機関の調査情報を待つしかないのかな。新型インフルエンザの時以上に行動の変化が生じているから、統計的にも明確な違いが出るのは間違いないのだけど。

まぁ、いずれにせよ、新型コロナウイルスの流行が沈静化・無問題化しても、うがいや手洗いの慣習はずっと維持したいところではある。夏場のマスクは正直勘弁してほしいけど(汗)。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月27日 07:32に書いた記事です。

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