ローソンのレジ袋に短編小説を

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株式会社ローソンと株式会社メルカリは、通常は捨てられてしまうレジ袋にも付加価値を与える企画として、小説が印字された「読むレジ袋」を、全国のナチュラルローソン138店舗で無料配布すると発表した。期間は6月24日〜26日の3日間限定。 メルカリでは、「捨てないこと」をテーマにした10のモノにまつわる、10の物語を公開する「モノガタリ by mercari」企画を行っているが、今回、レジ袋に印字されるのは、その中から伊坂幸太郎、吉本ばなな、筒井康隆の小説。


レジ袋の片面には小説文庫本の表紙をイメージしたプリント、もう片面には短編小説がプリントされている。


今日から実施ということで覚え書き。似たような話は受付番号を記した紙とかレシートに短編小説の類をプリントするという試みがあって、使うまでは何も使い道は無いけど保存しておかねばならない、一方で使い終えたら処分するしかない存在に、付加価値をつけたり持っている時間を有意義に使わせるという、頭の良い話ではあったのだけど、それと似ているな、と。レジ袋も商品を自宅に持ち帰るまでの寿命でしかないから(袋を取り出して再利用するなら話はまた別だけどね)。

掲載作品そのものはサイトなどでも閲覧できるとのことだけど、その類のにアプローチが難しい層にもアピールできるという点では優れた話には違いない。

...これ、例えば掲載専用のショートショートを募集したり、広告枠にして売上をゲットするとか、色々と応用が利くのではないかな。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月24日 07:41に書いた記事です。

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