新型コロナウイルス流行で生じる報道の「ミス」の増加とその自戒・分析に首を傾げる

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新型コロナウイルスに関する報道を巡り、テレビの情報番組で訂正や謝罪に追われる事態が相次いでいる。なぜミスは続いたのか。

専門家の語りを意味がまったく真逆になるように編集して放送したり、時系列がすっ飛んだ資料映像を流すなど、「ミス」と称した誤報道とそれへの指摘を経た上での訂正が相次いでいる。その現象について、ミスが増えたのは新型コロナウイルスの流行でリソースを絞らざるを得なくなったから仕方がないよね、という弁明的なお話。

個人的にはそういう分析、弁護をしている体質こそが、報道の問題ではないのかという感はある。指摘されている通り、挙げられた事例だけでも「ミス」という本来の言葉の意味からはフルスロットルで外れている。テストで計算間違いをして答えを出してしまいバツを食らったのと、ふてくされて意図的に間違った答え(例えば「太平洋戦争開始時の日本の総理大臣は誰ですか」という問いに自分の先生の名前を書くようなもの)を書いてバツを食らったのとぐらいの差。

つまり意図的な誤報道、誘導的な報道内容の類を「意図したものではない、たまたま条件が悪いから生じたケアレスミスのようなものだ」と公言し、認識している以上、同じようなことは今後も繰り返されるし、わざとやっているのを表明しているようなものに違いない。

...もしかして記事での「ミス」とは、バレて訂正・謝罪せざるを得なくなるような作り方をしてしまった稚拙さに対するものなのだろうか。つまり「バレるようなものを作ってしまった」というミスということ。それならば理解はできるのだけど。無論、容認できるような話ではないけどね。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月 4日 07:41に書いた記事です。

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