ツイッター上の投票は調査としての意味を成さない

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当方も機会があるごとにツイッター上で投票の類を行ってその結果をまとめていたりはするけれど、基本的にアンケート調査という考え方は無く、あくまでも人気投票、自分を見ている人の領域内での考え方の傾向以上の意味合いは無いものと思っている。お金が無尽蔵にあれば、気になったネタをすぐにアンケート調査会社に投げて聞くというぐらいのことはできるのだけど。

で、記事ではフォロワーが250万人もいる人がツイッター上で投票を募った結果をロイターがあたかも一般調査の結果であるかのように伝えている。ツイッター上の投票はあくまでもフォロワーとそのフォロワーがリツイートした相手にしか見えず、しかもそのツイートを見て投票してもいいかなと判断した人のみが行うこととなっている。だからこそ投票であってもアンケートのような調査ではありえない。調査対象母集団の観点で大きな偏りが生じてしまう。人気アーティストのコンサート上でアーティストのことは好きかと観客に聞き、その結果を世間一般の調査結果のように伝えるようなもの。

ロイターはその辺りを理解した上で、このような記事を挙げたのか。それとも単に有名な人がやったから注目を集めるだろうということで記事にしたのか。いずれにしても真っ当な報道機関としてはあまり評価できる話ではない。

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このページは、不破雷蔵が2020年4月 6日 07:02に書いた記事です。

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