一次情報を直読みする面倒さを無くすために存在しているのが報道なのに

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現実論として一次情報をいちいち巡回して取得して精査するのは非常に面倒だし時間がかかるし空振りに終わることも多い。自分が知りたい領域が増えれば、それこそチェックしているだけで一日が終わってしまう。あちこちのメルマガに登録したり、RSSの登録をしまくったり、官公庁の公式アカウントをフォローしまくって全部を精査しようとすれば、大抵はパンクする。

だからこそ取捨選択と要約をしてくれる社会的責務を負っている報道メディアが重要であるし、その期待を応える形での仕事が必要不可欠になる。けれど現状では報道メディアは多分に、自分達にとって有益になるもの、つまりはアクセスを稼いだり紙面が売れたり今後自メディアを定期購読してくれそうなもの、拡散して宣伝してくれそうなもの、さらには自分達が内に持つ核心的利益にかなうものを優先して選択し、それをさも大切であるかのように、事実であるかのように伝えていく。読者にとって本当に必要な情報の優先順位は低く抑えられ、あるいは考慮の対象外となる。

官公庁の発信情報を直読みする人は少なく、大抵は報道経由で知るから(そもそも報道の存在意義とはそうするためのもの)、現状ではその報道側の取捨選択に踊らされることになる。モリカケ話で片方の主張ばかりを取り上げたことを指摘した記者が「だってもう片方は自分達が重要だと思わなかったから」と答えた話が良い例ではある。

そして報道の思惑に踊らされて世の中が混乱すれば、ますます報道の利益につながるような状況になる。これって悪質なまとめサイトとどれほどの違いがあるのだろうか。あるいは悪質なまとめサイトは単に、報道の手口を真似ただけで、本質的には同じなのかもしれない。イエロージャーナリズムとかいうものなんだろうな。


まさにそのものではある。

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このページは、不破雷蔵が2020年3月26日 08:02に書いた記事です。

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